こんにちは、堺の不動産屋・共栄商事のイケダです。
今日は仕事に関わる話、消費税の増税とマイホーム購入について話をします。
先月末、知人が中古マンションを購入していました。
その知人は、こういう意見を述べています。
購入を決めてから気づいたのですが
消費税って個人間の売買ではかからないんでしたね。
つまり売主が個人の中古物件を、居住目的で購入するなら消費税0円。
消費税あがるかもしれんから、と
ちょっと急いだんですが、急がんでもよかった。
それに対して、イケダはこう回答していました。
中古物件の購入自体は消費税がかかりませんが、
引っ越し、家具家電の購入、リフォーム等なんだかんだで出費が嵩むなら、
今がある意味ベストタイミングだと思います。
公示地価も下げ止まりに近いし。
ちなみに、公示地価の下げ止まりのニュース
http://www.asahi.com/business/update/0321/TKY201303210224.html
結局の所、中古住宅売買における消費税増税の影響ですが、
■個人間の売買、個人間の売買を不動産業者などが仲介する場合
非課税とされるもの:土地、建物、印紙、火災保険、固定資産税等精算金
課税されるもの:仲介手数料、住宅ローン手数料、登記費用の登録免許税以外
となっており、売買金額の大きなウェイトを占める土地・建物は非課税で、
この知人のように、急がなくてもよかったのかもしれないですし、
イケダの思ったように、各種新生活に必要な物、上記課税対象のもの、リフォーム、引っ越しの消費税分を考えると、
急いでよかったのかもしれないです。
街の不動産屋で働いているイケダ個人の意見を述べますと
一生に一度程度の大きい買い物、大きいイベントであるマイホーム購入にあたって、
消費税増税に焦って、本当に納得の行く家を購入出来なかった損失と、
消費税増税による住宅購入のコストの負担増を比較すると、
前者の損失の方が大きい気が致します。
マイホームを購入するベストなタイミングは、
マイホームを購入する十分な理由があるかどうか、
マイホームを購入する十分な経済力があるかどうか、
今後、何十年、一生住みたいと思える物件に出会っているかどうかが重要な気がします。
更に細かく言いますと、
生涯住み続けるのではなく、ライフスタイルの変化に伴って転売する可能性を考えて、
「転売のしやすさ」で物件を選んだり、
ライフスタイルの変化に伴って賃貸に出す可能性を考えて、
「資産活用のしやすさ」で物件を選んだり、
家族構成・ライフスタイルの変化に伴ってリフォームする可能性を考えて、
「間取り等の変更のしやすさ」で物件を選んでみる。
…そういう目も大事なのかもしれません。
購入にあたって、焦って失敗したと思っても、やりなおしは非常に難しいです。
どんな家で、どんな生活で、どんな将来を、どんな資金計画で行うか、
大切なライフイベントであるマイホーム購入の準備を整える為には、
消費税の増税は小さな問題なのかもしれません。
お客様の大切なマイホーム購入の手助けを弊社でさせて頂ければ幸いです。
物件探しや、ローンのご相談を弊社の経験豊富なスタッフが、お客様を強力にサポート致します。
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